開放感を出すため、歯科用チェアーのスペースを広く取り、 また正面には大きなはめ込みの窓を採用しています。 チェアーはドイツカルテンバッハ社「KaVo(カボ)」を採用。 このチェアーは非常に優れた回転切削性能を持っています。 歯を削っている時も、回転軸がほとんどぶれず、また回転トルクが 大きく、安定(回転数指定可能)しているため、精度の高い治療が 可能になります。 その他KaVoには独自のシステムがあります。 切削時に冷水ではなく、少し温められた水がでます。 これにより、口の中に冷たい水が吹きかけられることがなく、 精神面の緊張感も緩和されますし、歯に対する刺激も軽減されます。 水消毒システムを備えており、チェアーから出る水すべてに、 極微量の「過酸化水素水」が混ざっています。 それによりチェアー内のカビやバクテリアの発生を抑制。 一般的なチェアーに比べ、より衛生的な治療が実現しています。 |
治療室は清潔と開放感を大切にしております。 |
業務用空気清浄機です。 手術室にも使われるほどの性能をもっています。 すぐれた集塵能力があり、ほこりだけでなく、 空気中に漂う、細菌やウイルスも除去できます。 |
またこの写真にも少し写っていますが、診療室には 6個の埋め込み型スピーカーを配置しています。 スピーカーはLINNの「ディスクリート」を採用。 どこにいても、同じようにやさしい音楽が耳に届きます。 |
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レントゲン室内は威圧感を少しでもなくすため キャラクターの壁紙を使っています。 レントゲンは、デジタルを採用。 感度の良いCCDセンサーを使うため、 放射線被爆量を顎全体が写るパノラマ写真で従来の4分の1に、小さい範囲のデンタル写真は従来の10分の1に抑えることができます。 また画質も非常に優れており、拡大表示が簡単にできるため、ドクターのみならず患者さんにとっても見やすいというメリットがあります。 |
消毒室は治療にかかわる道具を滅菌、消毒するスペースです。 治療に使われた道具は、スタッフがいきなり手で洗うのではなく、 安全性と効率化を考慮して食洗器にて洗浄し、その後消毒槽にて 超音波洗浄、消毒され、パッキングした後、オートクレーブにて 滅菌されます。 消毒室は常に清潔さを保つ必要性があるため、夜間は紫外線灯を 点灯し、雑菌の発生を抑えています。 |
ソフト酸性水生成器「アクエス」です。 水と塩を科学反応させて、非常に強い殺菌力をもつ水を 作り出します。 この水は人体にも刺激がほとんどなく、うがいなど 口の中に入れてもまったく問題ありません。 (当院では院長、スタッフ共に診療終了後には、この水で うがいをしています) それにもかかわらず、細菌、ウイルス、カビなどに たいして非常に強い殺菌効果を発揮します。 当院では、治療、器具の消毒、毎回の治療後のチェアー の拭きあげ、トイレ清掃など幅広い用途で利用しています。 |
技工コーナーの一画です。 写真は、歯形の模型を作る時に使用する機械で、 真空練和機とモデルトリーマーです。 患者さんから採った歯型を模型に換える作業をする際に石膏を使いますが、 高い精度を出すには、優れた石膏を使い(当院では精度が最も高い 超硬石膏をすべての症例に使用しています)、石膏の混水比をしっかり守り 確実な錬和を行い、混入する気泡をしっかり抜かないといけません。 その際、真空錬和機があると誰がやっても同じように確実に石膏を 練ることが出来ます。 こうした影の努力が、良い治療に繋がると信じています。 |